妊娠中にフリーランスになったら出産手当金は?もらえないお金と実際にかかった保険料を公開
こんな方に向けて書いています。
・育児中でも働き方を変えたい人
・在宅ワークに興味があるけど不安な人
・フリーランスになれるか迷っている人
今日も!ぱんのみみです(^^)/
「妊娠中に会社を辞めてフリーランスになったら、出産手当金ってもらえるの?」
結論から言うと、もらえません。
正社員を辞めてから妊娠した私が、これを知ったのは独立してだいぶあとのこと。「え、そんなお金があったの…?」と、正直ちょっとへこみました。
でも、それでも私は「妊娠中に在宅フリーランス」という働き方を選びました。頑張りすぎない働き方を探していたら、たまたまこのタイミングになった、というのが正直なところです。
この記事では、
- 会社員なら受け取れたはずのお金
- フリーランスになって実際に払った保険料
- それでも独立してよかったと思う理由
を、数字も含めてリアルに公開していきます。同じように「妊娠中に独立ってアリなのかな…」と迷っているママの参考になったら嬉しいです。
[ここに画像:お腹の大きいママがノートPCで作業している在宅ワークのイメージ写真]
妊娠中の独立、出産手当金は本当にもらえないの?
まず前提として、出産手当金は「会社の健康保険(社会保険)に加入している人」のための制度です。
会社員として産休を取得し、その間お給料が出ない場合に、健康保険から給与のおよそ3分の2相当が支給される仕組みになっています。
つまり、フリーランス(国民健康保険加入者)はそもそも対象外。私のように会社を辞めて独立してから妊娠した場合はもちろん、妊娠中に独立した場合も同様に対象外になります。
メモ
出産手当金の詳しい支給条件や金額の計算方法は、全国健康保険協会(協会けんぽ)の公式ページで確認できます。会社員の間に該当するか気になる方は、退職前にチェックしておくと安心です。
出産手当金だけじゃない、もらえなくなるお金一覧
「出産手当金がもらえない」という話はよく聞きますが、実はそれ以外にも会社員なら受け取れたお金・免除があります。
- 出産手当金:産前産後休業中の給与の約3分の2相当
- 傷病手当金:つわりなどで働けない期間の休業補償(連続する休業に対して支給)
- 産休・育休中の社会保険料免除:会社員は届け出をすれば産休・育休中の社会保険料が免除される
フリーランスにはこのあたりの制度がまるごとありません。国民健康保険・国民年金には「妊娠だから免除」という仕組みは基本的に用意されていないんですよね(※国民年金には産前産後期間の免除制度がありますが、条件が限られます)。
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こんなに保障がないなら、自分で備えるしかない——そう思って調べたのが、フリーランス向けの所得補償保険でした。会社員の傷病手当金の代わりになるような制度で、「働けない期間の収入がゼロになる不安」を軽くしてくれるものです。私も実際に検討したので、気になる方はこちらもチェックしてみてください。 👉 無料で登録するだけで、最高5,000万円の損害賠償が付く!
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フリーランスになって実際にかかった保険料
では実際、フリーランスになってから保険料はどれくらいかかっているのか。ここが一番気になるところだと思うので、正直に公開します。
国民健康保険
会社員時代は給与から天引きされて金額を意識することもなかった社会保険料。フリーランスになると、前年の所得をもとに計算された金額を、自分で毎月(または一括で)納付することになります。
私の場合、月々の保険料は
[月23,000円前後]
でした。会社員時代は会社が半分負担してくれていたことを、独立してから身に染みて実感しました…。
いやー、、、、高いよね?
国民年金
国民健康保険とあわせて、国民年金の保険料も自己負担になります。令和以降、金額は毎年見直されているので、最新の金額は日本年金機構の公式サイトで確認するのがおすすめです。
私が実際に払っていた金額は
[月17,500円前後]
でした。ちなみに、収入が少ない時期は「国民年金保険料免除・納付猶予制度」が使える場合もあります。該当しそうな方は年金事務所に相談してみてください。
扶養→職業訓練→フリーランス開業までの、私の実際の流れ
ここまで「フリーランス=保険料は全部自己負担」というテンションで書いてきましたが、実は私の場合、ずっと国保だったわけではありません。時系列で振り返ると、けっこう複雑だったので整理しておきます。
- 10月:正社員を退職
- ほぼ無知で退職したので、まずは夫の扶養に入る選択をしました
- 1月〜7月:Web系の職業訓練校に通学。この期間は国から手当がもらえる制度があり、夫の扶養に入っていたので健康保険は国保ではなく夫の扶養(社保)扱い=国保は払わなくてOKでした
- 職業訓練校の就学中に、妊娠が発覚
- 職業訓練が終わったあとも、次の就職先が決まるまでの求職期間中はお金がもらえる仕組みがあります。これは国が「早く再就職してね」という意図で用意している制度だから
- でも、個人事業主として開業すると「再就職」扱いにはならないので、この手当はゼロになります。(※一定の条件を満たせた選ばれしものは、個人事業主でももらえます。)
- 8月:フリーランス(個人事業主)として開業。扶養の範囲内に収まっていれば、このタイミングでも国保を払わなくていいのがポイントです
「職業訓練中は国からお金がもらえるのに、フリーランス開業だと再就職手当がもらえない」というのは、独立を決めてから知った現実でした。制度って知らないと損することがほんとに多いです。
※厚生労働省HPhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000139508.html
国保の「産前産後の保険料免除」も忘れずにチェック
国民健康保険には、出産予定日の前後の一定期間(目安として4か月分、多胎妊娠の場合は6か月分)の保険料が免除される制度があります。フリーランスで国保に加入している方は、忘れずに自治体の窓口で申請しておくのがおすすめです(自治体によって手続き方法が異なるので、お住まいの市区町村のホームページも確認してみてください)。
夫の会社の手続きが遅れて、国保が二重払いに…からの還付
さらにイレギュラーだったのが、夫の会社の健康保険の手続き。本来であれば、扶養の適用は退職した翌月から遡って適用されるはずだったのですが、夫の会社側の手続きが混乱してしまい、なかなか進みませんでした。
結果的に、その間は一時的に国保に加入して保険料を支払うことに。あとから夫の会社の手続きが完了したタイミングで市役所にいろいろ聞かれながら手続きをしたところ、すでに払っていた分の国保料が還付されました。
正直「税金や保険の手続きって難しい…」と何度も思いましたが、「払いすぎた分はちゃんと戻ってくる」ということを身をもって知れたのは、すごく勉強になった経験です。同じように会社の手続きが遅れて困っている方がいたら、諦めずに市区町村の窓口に相談してみてください。

それでも私が「妊娠中に独立」を選んだ理由
ここまで読むと「フリーランスって妊娠中はデメリットしかないのでは…」と思われるかもしれません。正直、お金の面だけ見ればその通りです。
それでも私が独立を選んだのは、「頑張れない時期こそ、自分のペースで働ける環境が必要だった」からです。
外にバイトやパートなどで稼ぐではなく、自分の体調に合わせて仕事量を自分で調整できること、通勤がないこと、そして何より「保育園を辞めなくていい」形で働き方を変えられることに魅力を感じました。
このあたりの経緯は、以前書いた体験談でもう少し詳しく触れています。 👉 妊娠中にフリーランスになった私の体験談|保育園を辞めずに在宅ワークを始めた理由と実際の収入事情
家では主にExcelやスプレッドシートを使った業務効率化のお仕事をしています。パソコン一つで完結する作業が多いので、体調が悪い日は少し休んで、調子のいい日にまとめて進める…という「頑張らない働き方」ができているのは、フリーランスならではだなと感じています。
これから妊娠中に独立を考えているママへ伝えたいこと
もし今、妊娠中の独立を検討しているなら、まず知っておいてほしいのは「もらえるはずだったお金がなくなる」というシビアな現実です。ここを知らずに勢いで辞めてしまうと、あとから「こんなはずじゃなかった」となりかねません。
一方で、金額だけでは測れない働き方の自由度があるのも事実。お金の面はしっかりシミュレーションしつつ、自分と赤ちゃんにとって無理のない選択をしてもらえたらと思います。
案件の管理や収支の見える化には、Excelやスプレッドシートを使った簡単な管理表があると安心です。よければこちらのテンプレートも自由に使ってください。 👉 【無料テンプレ配布】フリーランスの業務委託案件管理表|在宅ママのExcel・スプレッドシート管理術

まとめ
- 妊娠中にフリーランスになると、出産手当金・傷病手当金・社会保険料免除は基本的にもらえない
- 国民健康保険・国民年金は自己負担になり、金額は前年の所得によって変わる
- それでも「頑張らない働き方」を選べるメリットは大きい
- お金の現実を知った上で、無理のない選択をすることが大切
会社員かフリーランスか、正解はひとりひとり違います。この記事が、これから独立を考えているママの判断材料の一つになれば嬉しいです。
※このブログでは、在宅ワークママ向けに
Excel・スプレッドシートを使った業務改善や、フリーランスのリアルな働き方を発信しています。
気になる方は他の記事もぜひどうぞ😊
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